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[開講時期]
全学
前期
全学共通
[授業科目]
物 理 学 入 門
Introduction to Physics
[単位数]
2
[授業目標]
約百四十億年の宇宙の歴史とその営みを学ぶことにより、その根幹を成す物理法則を理解する。
[授業概要]
身近な物体の運動から始め、惑星の運動を理解する。そこで天体運動の基礎になるニュートンの法則を学ぶ。恒星の生い立ち、星団、銀河のできる過程、などをスライド・動画を使い説明する。ここで電気・磁気の力、ミクロ世界の物理法則を学ぶ。さらに宇宙の膨張につき、最新結果も含め紹介する。時間と空間の世界を幾何学を使い規定するアインシュタインの相対性理論を概念的に説明する。高校で物理を履修していない学生に配慮し、初等的なところから説明する。多種多様に具現する宇宙(物理)現象もいくつかの原理や法則から説明できることを学ぶ。数式はある程度使用する。
[授業展開]
1 力と運動(5回)
2 太陽系と惑星運動(2回)
3 光速度の測定とアインシュタインの時空(3回)
4 星、星団、星雲、銀河、銀河団(1回)
5 ハッブルの宇宙膨張則と宇宙の年齢(1回)
6 宇宙背景放射とプランク分布、ミクロの世界(1回)
7 宇宙の大規模構造(1回)
8 試験(1回)
授業の進み具合により上記内容・順序は変更されることがある。
[テキスト]
<シップマン自然科学入門>新物理学、J.T. Shipmann 著、勝守 監訳 学術図書出版;
天文学入門(星・銀河とわたしたち)、嶺重慎・有本淳一編著、岩波ジュニア新書512、岩波書店
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