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[開講時期]
食・栄
1年後期
学部基礎必修
[授業科目]
物 理 学II
Physics II
[単位数]
2
[授業目標]
波動および原子物理を理解する。
[授業概要]
前半は音、地震波などの波の現象を扱う。波動はフックの力による弾性体内部の振動が空間を伝わる現象である。重ね合わせの原理、共鳴、干渉などの興味深い性質がある。後半はナノの世界の現象を扱う。人類は前世紀初頭、原子・分子の世界に足を踏み入れた。エネルギーの量子化、波動・粒子の二重性、不確定性原理等、日常生活とかけ離れた感のあるミクロの世界の性質を学ぶ。
[授業展開]
1. 波動
(1) 波動とは(2回)
(2) 振動と波の関係(2回)
(3) 波の干渉(1回)
(4) 音の共鳴(1回)
(5) 電磁波(1回)
2. 原子物理
(1) エネルギー量子の発見(2回)
(2) 原子モデル(1回)
(3) 物質の波動性(1回)
(4) 不確定性原理(1回)
(5) 主量子数、角運動量量子数(1回)
(6) 原子の性質と周期表(1回)
試験(1回)
[テキスト]
基礎物理学、原 康夫 著、学術図書出版
<化学を学ぶ人の>基礎数学、ピーターデビット 著、北浦・田中 訳、化学同人
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